理事長あいさつ

令和２年から始まった新型コロナウィルス感染症は令和３年度においても終息せず、さらなる変異株の出現によりますます私たちの保育現場は難しい対応を迫られています。緊急事態宣言等の発出時においても引き続き開園を求められてきた保育現場では、困難な状況の中でいかにして子どもや職員を守り、できる限りの保育を実施していくかということが保育施設としての大きな課題となってきました。感染予防と感染拡大防止の観点からも、地域の実情に応じた迅速かつ柔軟な対応を図りながら、今一度、会員が一丸となって安心・安全な保育を継続するための取り組みを考え進めていきましょう。

また、令和４年度は、「子ども家庭庁」の創設に向けた検討、虐待防止に関する地域の支援体制づくりに関する児童福祉法の改正、公的価格評価検討委員会の検討に基づく公定価格の見直しなど、子どもの政策の大きな転換期になることが想定されます。制度の動向に注視し、全国保育三団体・九州保育三団体等連携、情報共有を図りながら所要の対応を行います。

会員一人一人のご協力を賜りますようお願いいたします。

一般社団法人 宮崎県保育連盟連合会
理事長　倉永　慎一